歴史を振り返ってみる

現存する画像などから水着の歴史を振り返ってみました。

19世紀のアメリカの遊泳客の画像を見ると、ほとんど普通の服装と変わりません。
最近、着衣水泳が流行りつつあるのは昔に回帰しているのかもしれませんね。

20世紀にはいると、まず袖がとれノースリーブに、そしてボトムもスカートでなくパンツ式に変わってきました。
もっとも太ももはほとんど覆われた長さのようです。

20世紀も半ばになると、ワンピースのほかにツーピースの水着も出回り始めました。
特に 、今でいうグラビアアイドル、セクシーさを売り物にする女優さんたちの水着は、かなり露出度が高いものになっています。
もっとも、グラビアに画像として残るような水着は、泳ぐためのものというより見せるためのもの、と言っていいかと思います。

その後1970年代になると一般人の中でもセパレート式の水着を着用する人も増えてきました。
21世紀間近にはボトムのデザインとしてハイレグがブームになりました。

現在はトップ、ボトムともバリエーション豊かですが、先に書いたように着衣水泳も珍しくなくなり、また宗教その他の理由から極力露出を少なくする国もあるようです。
日本では宗教上の理由ではなく、水難を防ぐという意味で着衣水泳が静かに広まっているようですね。