水着の上に着用するもの

水着は街着に比べて布の面積が少ないため、上に着用する付属品もあり、そのデザインも豊富です。
水着の上に着用するものとして代表的なものはパレオでしょう。

パレオは 体に巻きつける綿の布のことであり、元々は「パレウ」というタヒチの民族衣装です。
タヒチの言葉で「巻きつけるスカート」を意味します。

タヒチでのパレオは約90センチ×180センチの色とりどりに着色された長方形の布を体に巻きつけ、端を縛り着用するものです。
結ぶ場所によって、スカートだけでなくワンピースとしても使えて便利です。

その巻き方、縛り方はさまざまであり、バスト巻き、ウエスト巻き、ネック巻き、ドレス巻きなどと呼ばれています。
色鮮やかでアートのような柄が多いですね。

パレオ以外の付属品としては、ビーチパンツ、ビーチチュニック、ビーチドレスなどがあり、どれも水からあがった後、上に羽織るものですね。

昔は、ヨットパーカーかTシャツがほとんどであり、それらはお 洒落のためというより、風に当たって体を冷やしたり、日焼したりするのを防ぐためのものでした。
同じ目的では近年はラッシュガードもそのまま水に入って濡れても気持ち悪くないし、乾きやすいので日焼したくない人には人気です。

それらに比べるとパレオやビーチドレスは、水辺で美しく見せるもの、としての価値が高いようです。